子どもに対する不快感情についての母親の語りにみられる親への適応プロセスの検討
Project/Area Number |
15730303
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational psychology
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Research Institution | Aoyama Gakuin Women's Junior College |
Principal Investigator |
菅野 幸恵 青山学院女子短期大学, 児童教育学科, 講師 (50317608)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2003: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 育児における不快感情 / 親になるプロセス / 語り / 質的研究 / 反抗期 |
Research Abstract |
本研究は、母親が子育てのなかで当たり前に経験する感情として、子どもに対する不快感情を取り上げ、親としての適応プロセスについて検討することを目的としている。研究の対象となるのは、東京都および近郊に在住の母親42名で、3ヶ月ごとに、各家庭を訪問し、母親への面接を行った。本研究ではおもに生後2年目までに得られたデータを中心に検討する。分析のおもな対象となるのは、面接における質問「お子さんのことをイヤになることがありますか」に対する母親の語りである。 前年度は生後2年目の「イヤになること」の語りの特徴として、子どもの自己主張・反抗に関する語りがあることを指摘した。2004年度は、母親が子どもの自己主張・反抗をどのようにとらえているのかについて検討するために、36ヶ月時に行った反抗期に関する質問に対する語りを分析した。まず反抗期のとらえ方について分類し、面接時の自己主張・反抗の状態との関連から、反抗期のとらえ方の変化(プロセス)とイヤになることとの関連について検討した。母親は子どもの反抗期を、「今だけ」などと発達のプロセスの中の一時点としてとらえたり、他児の様子、育児書などで一般にいわれていること、過去の我が子の様子など何かと比較してとらえたりしていた。この分析の結果を、2004年9月に行われた、日本心理学会第68回大会にて発表した。 また、フォローアップの調査を、2004年5月〜6月にかけて行った。調査の内容は、小学校に入学前後の子どもの変化、母親自身の変化などについてである。今回得たデータは、分析の補助資料として使用する。 <予算との関係> 逐語録作成のテープ起しのためのアルバイト代、分析のためのパソコンソフト、ダビング用ビデオテープ、カセットテープ、質問紙の郵送代などとして計上、使用した。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)