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アファインはめ込みの大域的理論と情報幾何学の基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 15740028
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Geometry
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

古畑 仁  北海道大学, 大学院・理学研究科, 講師 (80282036)

Project Period (FY) 2003 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Keywordsアファイン球面 / 正則統計構造 / アファイン超球面 / 極小中心アファイン超曲面 / ヘッセ構造 / 統計構造 / アファインはめ込み / 極小中心アファインはめ込み / チェビシェフ形式 / α・平行事前分布 / ヘッセ領域
Research Abstract

非固有アファイン球面とは,曲面から等積アファイン空間R^3へのはめ込みで,そのブラシュケ法ベクトル場(アファイン法ベクトル場)が,平行なもののことをいう.ブラシュケの等積アファイン微会幾何学においては,二次曲面のクラスについで,もっとも基本的な対象と思われる曲面のクラスであるが,豊富な例が存在することがわかっている.(ブラシュケ計量が正定値の場合の)非固有アファイン球面の表現公式が,近年,複数与えられている(Cortes,Martinezなど).
1.それらを調べることで,この設定でのガウス写像とでもよぶべきもの,曲面からアンビエント空間の余接束T^*R^3への写像,が重要な役割を果たしていることがわかった.余接束T^*R^3のどのような幾何構造を用いることがもっとも自然なのか,まだ明らかでないところがある.
2.ブラシュケ計量が正定値の非固有アファイン球面で,その中心写像が再び非固有アファイン球面になるための条件を表現公式を用いて記述し,その非自明な具体例を構成した.また,表現公式を用いて,非固有アファイン球面の中心写像の性質を調べた.いくつかの例に対して,チェビシェフ・ベクトル場など中心アファイン不変量の計算を行った.
3.正則統計構造(適合した複素構造をもつ統計構造)は,計量を保つ自然な1パラメーター族をもつことがわかった.非固有アファィン球面は,ブラシュケ計量を保つ自然な1パラメーター族をもち,上記の表現公式で明示的に構成できる.一方,非固有アファイン球面は正則統計構造を自然に誘導する.非固有アファイン球面から誘導されたとは限らない,一般の正則統計構造についても,同様な現象があることが確かめられた.

Report

(3 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report

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Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

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