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自然監視性を生む照明設備を取り入れた夜間商業街路の防犯照明計画に関する研究

Research Project

Project/Area Number 15760443
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Architectural environment/equipment
Research InstitutionMusashi Institute of Technology

Principal Investigator

小林 茂雄  武蔵工大, 工学部, 助教授 (20262313)

Project Period (FY) 2003 – 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2003: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Keywords街路照明 / 自然監視 / 縮尺模型 / 防犯 / 商業街路
Research Abstract

東京都世田谷区と目黒区の境界に位置する自由が丘の九品仏川緑道を対象地域として選定した。この街路の光環境について、店舗の営業中の時間帯から営業終了後の深夜にかけて、街路立面の輝度分布と路面や路上人物の照度分布を輝度色度計・色彩照度計・データロガーを用いて測定した。さらに、ガラス面から光の発散する配光を調べ、その点滅による路上の照度の変化と周辺環境や上空に漏れ出す光を求めた。現在の街路は、開店中は個々の店舗が様々な光を出すものの全体のバランスがとれておらず、閉店後では街路灯の光のみで構成されるような状況であった。
次に、九品仏川緑道の70mの再現模型を1/50のスケールで作成した。現状を忠実に再現するため、建物や街路の色彩と反射率を一致させ、街路灯や店舗照明の光源は白色LEDに色温度変換フィルターを用いて光色を現状のものに近づけた。開店中、閉店後とも、現状の光環境を再現するようにした。さらに、街路灯の高さ、照度、店舗の照明種類、照度を全て調節可能なものとした。店舗内外に付随した照明設備が、路上や路上人物の明るさに与える影響について数値計算を行った。また模型上で店舗開店中と閉店後の光環境を様々に変えて、被験者による安心感などについての画像評価実験と、光量調節実験を行った。その結果、店舗照明を含めた現有の照明器具の出力や光色を調節することだけで、現状よりも高い評価が得られる光環境を作り出せることが分った。

Report

(1 results)
  • 2003 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

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