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都市生活における時間地理学的分析に基づく舞台芸術環境の立地適応に関する研究

Research Project

Project/Area Number 15760448
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Town planning/Architectural planning
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

坂口 大洋  東北大学, 大学院・工学研究科, 助手 (70282118)

Project Period (FY) 2003 – 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Keywords時間地理学 / 鑑賞行動 / GIS / 都市 / 文化施設 / 舞台芸術環境 / 利用者
Research Abstract

本研究は、時間地理学的観点から都市生活における鑑賞行動と施設の立地条件及びその周辺環境が行動そのものに及ぼす影響を明らかにしたものである。
研究は、全体で3段階の構成で行なった。
第一段階は、文献及び有識者からのヒアリングをもとに、時間地理学とGISの基礎的な融合の可能性を検討し、技術的な課題を明らかにした。
第二段階は、都市中心部における公共の複合文化施設に着目し、その鑑賞者1500名程度を対象に、その日の行動を時間地理学のツールを援用し、そのパスを記述し、イベント毎による状況を分析した。その結果、ギャラリーでの展示の鑑賞の様な時間の規定性が弱い場合は、周辺環境でのアクティビティが多様になること。一方映画のような時間の規定性が強い場合は、周辺環境でのアクティビティが特定の時間に集中することが明らかとなった。
第三段階としては、都市中心部での舞台芸術施設を対象として、施設の立地特性が、実際の鑑賞行動及び周辺商店街を含めた波及効果の把握を行なった。具体的には、東京都内において、駅中心部から半径500m以内に複数の小劇場が立地する6地域を対象に、対象施設の様々な立地データ及び周辺商店街へのヒアリング、実際の施設ユーザー(劇団)へのアンケート調査などをもとに分析を行なった。その結果、施設の立地密度が高いことによって、鑑賞行動を選択する際に、高い選択性が生まれること。また、鑑賞行為が集積することにより、その施設及び地域全体の知名度及び鑑賞の質が発展することにより、そこでのユーザー及び公演そのものが多様に発展することが明らかとなった。
また、これらの分析に際して、時間地理学とGISによる3次元表記は、施設条件の記述に課題が残るものの一定の成果がみられた。

Report

(2 results)
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 都市域における文化施設利用者の時間地理学的行動分析せんだいメディアテークを事例として2004

    • Author(s)
      坂口大洋
    • Journal Title

      日本建築学会学術講演梗概集 E-1

      Pages: 915-916

    • Related Report
      2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

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