イタリアとフランスにおける都市再生法および都市再生プログラムに関する研究
Project/Area Number |
15760449
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Town planning/Architectural planning
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
宮脇 勝 千葉大学, 工学部, 助教授 (30280845)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | イタリア / フランス / 都市再生 / 都市計画 / 景観 / 都市美 / ランドスケープ / 工業跡地 / 景観法 / 広域計画 / 持続可能な開発 / 制度の国際比較 / 都市再生法 / 国際研究者交流 |
Research Abstract |
本研究は、都市再生に関わる各国の近年の活発な動きを受けて、特に、イタリアおよびフランスにおける都市再生や景観に関わる新法の成立背景について、文献および現地調査によって明らかにする。さらに、法定の都市計画を行う上で、海外の都市計画決定手続きの特徴や計画・事業の運用の特徴を明らかにするものである。 本年度は、イタリアの都市再生および景観に関係する都市計画の系譜を文献で調査し、また具体的な事例を現地調査をトリノ市とミラノ市で行うとともに、イタリアを代表する都市計画家のベルナルド・セッキ教授と研究打ち合わせを行った。 トリノ市では、特にオリンピック関連の施設も都市再生で整備されたばかりで、最新事情の現地写真と資料の収集を行った。ミラノ市もまた、都市再生の事業が多く準備されているところであり、その資料を収集追加した。また、セッキ教授には、これまでの研究過程で生じた疑問点について、まとめて教えて頂いた。 一方、論文作成の成果として、日本都市計画学会において、本研究に関連するイタリアの論文とフランスの論文を発表した。また、著書としても、本研究に関連して、イタリアの都市美に関する研究成果を発表した。 本研究を進めた結果、イタリアやフランスにおける都市再生事業の効果として、衰退した地域の再開発を通じて、都市の景観に与える影響と、国全体に与える社会経済効果が明らかになり、その都市計画や制度において、我が国にも示唆を与えてくれていることがわかった。
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Report
(3 results)
Research Products
(12 results)
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[Book] 都市美2005
Author(s)
宮脇 勝
Total Pages
255
Publisher
学芸出版社
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