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新規なスクリーニング法をもちいた根のパターン形成に関与する遺伝子群の同定

Research Project

Project/Area Number 15770146
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Developmental biology
Research InstitutionNara Institute of Science and Technology

Principal Investigator

中島 敬二  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助教授 (80273853)

Project Period (FY) 2003 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywordsシロイヌナズナ / 根 / パターン形成 / アクティベーションタギング / 変異体 / 転写因子
Research Abstract

本課題は、酵母の転写活性化因子GAL4とそのシス配列UASをもちいたアクティベーションタギング法を開発して,これをモデル植物であるシロイヌナズナに応用し、根のパターン形成に関与する未知の遺伝子群を同定・解析することを目的としている。3年間の研究期間において、まず方法論の開発を終えることができた。さらに実際に約15,000のタギングラインを作製し、根の形態形成に異常を示す変異体を多数単離した。これらのうち根の組織パターン形成に異常を示す優性変異体(URP=UAS-tagged Root Patterning変異体)を8ライン同定し、これらの原因遺伝子を決定したところ、いずれもこれまでに報告されていない新規な遺伝子であった。また8個の遺伝子のうち7個は,コードするタンパク質のアミノ酸配列から転写因子をコードしていると思われた。これらの遺伝子のプロモーター領域とレポーター遺伝子を融合したコンストラクトを作製し、発現組織を調べたところ、これまでに解析できた6個の遺伝子について,根での組織特異的な発現が見られた。これらの結果はこのアクティベーションタギング系が,根のパターン形成に関与する未知の遺伝子を効率的に同定できることを示しており,本研究の当初の目的がほぼ達せられたと考えられる。各遺伝子の機能については,根の様々な組織で特異的に発現させるラインの解析や,T-DNA挿入変異体の表現型を解析することで,今後詳細に解析する必要がある。

Report

(3 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

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