ヒトの消化管活動及び代謝調節機構に影響する食事・環境要因と発現機序の解明
Project/Area Number |
15770162
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
生理人類学
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
荻布 智恵 大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 助手 (80336792)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2003: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 生理的多型性 / 消化・吸収 / 代謝調節 / 糖質 |
Research Abstract |
ヒトの消化・吸収、代謝調節といった生理活動は、同じ食物を経口摂取した場合でも、個人のライフスタイルやライフステージ等による体内状況の違い、温度や日照などの日内変動、季節変動等による環境要因の違い、または摂取した栄養素の種類、単品か食事かといった摂取状況の違いにより大きく影響を受ける。このように自然環境や人工環境といった因子によって発現に差を示す生理反応を生理的多型性というが、消化・吸収、代謝調飾の生理的多型性の発現に影響を与えやすい因子はいったいどのようなものであり、具体的にどのような機序で多型性を発現させるに至るかの詳細はまだ明らかではない。個人の消化・吸収能力、代謝調節能力を適切に把握するためには、その因子・機序を明確に理解することが重要となってくる。特に近年は生活習慣病の一次予防の重要性が叫ばれ、その予防のためには適切な食物摂取と生理活動を保つことが求められるため、個人の消化・吸収、代謝調節の生理的多型性発現機序を明確にすることは疾病予防という意味でも大きな課題である。このような背景の中、現在用いられているアセスメントの指標は必ずしも個人に対応したものではなく、年齢や性別などあくまでも画一的な指標を用いたものしかない。そこで本研究では食物を経口摂取した場合の消化・吸収、代謝調節の生理反応に多型性をもたらす因子と機序を明らかにし、個人に対応したアセスメント法を確立することを目的とし研究を行った。本研究では食物に含まれる栄養素のなかでも、生きるためのエネルギー源であり、その代謝異常が生活習慣病発症に深い関与を持つ糖質に着目して検討を行った。
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Report
(3 results)
Research Products
(5 results)