プロバイオティクス乳酸菌を用いた新規の抗糖尿病食品の開発
Project/Area Number |
15780176
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Zootechnical science/Grassland science
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Research Institution | Yonezawa women's junior college |
Principal Investigator |
田渕 三保子 山形県立米沢女子短期大学, 健康栄養学科, 助手 (30322613)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,700,000 (Direct Cost: ¥3,700,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 乳酸菌 / 食後血糖上昇抑制作用 / グルコース吸収抑制 / 抗糖尿病作用 / KKAyマウス |
Research Abstract |
【目的】 代表的な生活習慣病である糖尿病は、予備軍を含めると約1620万人に達すると推定されており、その予防および進行の軽減は重要な課題である。そこで、本研究はプロバイオティクス乳酸菌の抗糖尿病作用を利用した新規の機能性食品の開発を目的として、平成16年度は乳酸菌の抗糖尿病効果の作用メカニズムの検討を行った。 【方法・結果】 (1)正常ラットに対するLactobacillus rhamnosus GGの食後血糖上昇抑制作用の検討 正常ラットにL.rhamnosus GGの凍結乾燥菌体を混合した飼料を14日間摂取させた後、グルコースまたはマルトース負荷試験を行った。その結果、L.rhamnosus GG摂取によりグルコース負荷後およびマルトース負荷後の血糖値および血清インスリン値の上昇が抑制され、L.rhamnosus GG摂取によるグルコース吸収抑制作用が示された。 (2)In vitroにおけるL.rhamnosus GGのグルコース取り込み試験およびグルコース結合性試験 L.rhamnosus GGの生菌体または死菌体をグルコース溶液と混合し、37℃で30分間静置した。遠心分離によって菌体を除去後、上清中のグルコース量を測定した。その結果、L.rhamnosus GG生菌体はグルコース取り込み作用およびグルコース結合作用により、グルコースを減少させることが認められた。また、L.rhamnosus GG死菌体においてもグルコース結合作用を示した。 以上の結果より、L.rhamnosus GG摂取による食後血糖上昇抑制作用が認められ、その作用はグルコース吸収抑制作用に由来することが示唆された。さらにL.rhamnosus GGはin vitroにおいてグルコースの取り込み作用および結合作用を示したことから、これらの作用によってL.rhamnosus 3GGがグルコース吸収を低減させた可能性が考えられた。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)