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ニトロカテコールアミン類の高感度分析法の開発とその応用

Research Project

Project/Area Number 15790023
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Physical pharmacy
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

角田 誠  東大, 薬学研究科(研究院), 助手 (10323453)

Project Period (FY) 2003 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywordsカテコールアミン / HPLC / 化学発光 / NO
Research Abstract

昨年度、ニトロカテコールアミン類の高感度分析を行うための条件検討の内、蛍光誘導体化条件の最適化を行った。本分析法においては化学発光検出による高感度を行おうと考えているが、カテコール環6位のニトロ基の影響により、カテコールアミンに比べてニトロカテコールアミンは化学発光効率が低い。そこで今年度においては、Pt-Rh還元カラムを用いてニトロカテコールアミンのニトロ基をアミノ基にオンラインで還元することにより、化学発光検出における感度上昇を目指した。本研究において用いたHPLCシステムは以下の通りである。ニトロカテコールアミンを陽イオン交換カラムと逆相カラムの順に用いて分離した。その後、還元カラムによりオンラインでニトロ基を還元した後、蛍光誘導体化試薬(エチレンジアミン)と100℃で反応させ、生じた蛍光物質と化学発光試薬(TDPO+H_2O_2)とを反応させた。最終的に生じた化学発光を検出した。還元カラムを設置する位置について検討した結果、逆相カラムにより分離されたニトロカテコールアミンが、100℃下で還元カラムを通過してから蛍光誘導体化試薬と反応する条件が最もオンライン還元に適していることがわかった。還元カラムにより、カラムがない時と比べておよそ40-170%化学発光検出における感度が上昇した。今後、還元カラムを組み込んだ、ニトロカテコールアミン分析系を構築し、生体試料へと応用する予定である。

Report

(2 results)
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

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