Project/Area Number |
15790159
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Pathological medical chemistry
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Research Institution | Kobe University (2004-2005) Chiba University (2003) |
Principal Investigator |
柴崎 忠雄 神戸大学, 医学系研究科, 助手 (00323436)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | インスリン分泌 / 糖尿病 / インスリン顆粒 / 膵β細胞 / プロテオーム / 細胞分画 / cAMP / cAMP-GEFII / カルシウム / ATP |
Research Abstract |
(1)15,16年度から引き続き、インスリン分泌装置を同定する目的で、インスリン顆粒をiodixanol密度勾配/ショ糖密度勾配による超遠心法による分離、精製後、2次元電気泳動による解析を行った。展開されたスポットは50個以上存在し、顆粒膜に局在するRab3に対する抗体でwestern blot解析したところ、陽性スポットが検出された。他のインスリン顆粒のマーカーであるクロモグラニンAも同様な結果であった。さらに酵母でのエクソサイトーシスに重要であることが知られているexocysyt複合体のコア分子であるSec6も検出された。この結果をインスリン分泌細胞株MIN6を使ってインスリン顆粒とSec6の局在を免疫染色で検証したところ、両者は共局在していた。これらの知見はインスリン分泌装置にexocyst複合体が関与する可能性を示唆している。現在、既知のインスリン顆粒タンパク質に対する抗体でスポットを選別し、残ったスポットを大量に調整し質量分析機で解析する準備を進めている。 (2)インスリン分泌装置の制御にcAMPシグナルがどのように関わるかを明らかにするために、インスリン顆粒とcAMPシグナルに重要な役割を果たすAKAP(A kinase anchoring protein)との共局在を全反射型蛍光顕微鏡を用いて解析した。蛍光タンパク質で標識したインスリン顆粒は細胞膜に特異的に存在し、Gsタンパク質共役型受容体と複合体を形成するAKAP250と細胞膜直下で共局在した。この結果はcAMPシグナルの活性化する特定の領域でインスリン分泌装置関連分子が相互作用し、インスリン分泌を増強することを示している。
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Report
(3 results)
Research Products
(12 results)