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神経ストレスが皮膚の免疫応答に及ぼす影響に関する研究

Research Project

Project/Area Number 15790606
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Dermatology
Research InstitutionFujita Health University

Principal Investigator

清水 善徳  藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (90298539)

Project Period (FY) 2003 – 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywordsストレス / 皮膚 / サブスタンスP / 肥満細胞 / アトピー性皮膚炎 / ヒト角化細胞 / サイトカイン / Toll-like receptor
Research Abstract

平成15年度の研究にてHR-1マウスを使用しストレスモデルを確立したが、平成16年度は当科で作成したアトピー性皮膚炎様モデルマウス(HR-Adf)の10週齢オスを使用し、抗アレルギー剤であるオロパタジン、オキサトミド前処置によるストレス反応抑制効果を拘束ストレスモデルで確認した。実験には、10週齢オスの正常HR-1マウスを使用し、ハンドリングと共に水を1週間前から毎日直接経口投与し経口投与ストレスに対して慣れさせた。そして、ストレス開始5時間前にオロパタジンを1mg、3mg、10mg/kgの濃度でオキサトミドを6mg、18mg、60mg/kgの濃度で直接経口投与した。コントロールには生食を経口投与した。経口投与5時間後に2時間の拘束ストレスを与えた。拘束終了直後にイソフレレン使用下にサンプリングを行った。また拘束ストレスをかけていないマウスにも生食、オロパタジン10mg/kg、オキサトミド60mg/kgの濃度でそれぞれ直接経口投与し、5時間後にサンプリングを行った。各群5匹ずつの皮膚切片でトルイジンブルー染色による肥満細胞脱顆粒率を解析し、皮膚組織中のサブスタンスP(SP)をELISA法で測定した。
HR-Adfマウスでもストレス群において肥満細胞脱顆粒率が有意に高くなり、ストレス強度依存性に脱顆粒率が上昇するものと考えられた。またオロパタジン3mg投与群で脱顆粒を抑制することができ、容量依存性であった。オキサトミドではオロパタジンほど抑制効果を認めなかった。SP抑制効果もオロパタジン、オキサトミドで認めたが、よりオロパタジンで抑制効果が高かった。オロパタジンはSPを抑制すると考えられていることから、ストレス条件下ではニューロペプチドであるSPが重要な役割を果たしており、SPのコントロールが疾患のコントロールに繋がる可能性が示唆された。

Report

(2 results)
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

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