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肝幹細胞を用いた肝再生構築に関する基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 15790734
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Digestive surgery
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

有泉 俊一  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (40277158)

Project Period (FY) 2003 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywords肝幹細胞 / 再生医療 / 肝再生 / ES細胞 / 混合型重複肝癌
Research Abstract

肝再生医療の開発を目指して、肝臓内に局在する肝幹細胞を採取して培養し、肝再生構築を試みた。ラット、マウス、ヒト肝臓組織を採取して酵素処理にて単細胞化し、抗CD34抗体を1次抗体としてビーズ結合2次抗体を利用したpositive selectionを行い、採取された細胞のin vitroでの培養を試みたが、いずれの場合もCD34陽性細胞のpositive selectionが困難であり、また採取した細胞の培養でも細胞増殖が認められなかった。細胞培養にコラーゲンゲルやHGFを用いた場合でも同様に細胞培養が困難であった。最近の報告ではCD29、CD49f、c-Metの抗体利用の可能性が示されたが、それらによるpositive selection及びin vitro cultureには成功していない。以上の結果より、肝幹細胞以外の細胞ソースとしてES細胞、骨髄細胞からの肝細胞分化誘導と肝再生構築を新たに検討した。ES細胞としてマウス129sv ES細胞株を用い、STOをfeeder cellとしてまずLIF含有DMEM培養液にて129sv ES細胞を培養後、LIFを除いてHGFを加えた培養液にて培養し、肝細胞への分化誘導を試みた。また、マウス大腿骨より骨髄細胞を採取し、同様にHGFを添加した培養液にて培養し、肝細胞への分化誘導を検討した。肝細胞への分化誘導は、アルブミンの産生で検討した。HGFにて培養後のES細胞ではわずかに抗アルブミン抗体で染色される細胞が認められたが、骨髄細胞では明らかではなかった。肝細胞への分化誘導判定のため、AFPとG6PのmRNA発現をRT-PCRで解析を進めている。今回の研究でES細胞から肝細胞が分化誘導される可能性が示唆されたが、培養条件としてHGFのみでは不十分と考えられ、さらに別のgrowth factorの追加やホルモンの併用の検討をさらに進めている。

Report

(3 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

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