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熱傷および皮膚組織再生における活性酸素種、p51/p63遺伝子の機能解析

Research Project

Project/Area Number 15791035
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Emergency medicine
Research InstitutionTokai University

Principal Investigator

梅澤 和夫  東海大学, 医学部, 講師 (30349344)

Project Period (FY) 2003 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
KeywordssiRNA / アデノウイルスベクター / P63遺伝子 / 正常ヒト分離ケラチノサイト / P63 / Lenvivirus vector / Adenovirus Vector / p63 / レンチウイルス / 幹細胞 / TA-p63 / ΔN-p63
Research Abstract

P63遺伝子の機能を解析するためP63遺伝子のノックアウトを行った。具体的方法としては短鎖2本鎖RNAを用いたRNA干渉(siRNA)法を用いた。RNA配列のデザインは論文的検討により行った。siRNAの細胞内への導入はアデノウイルスベクターを用いた。H5-RNAプロモーターにより目的とするsiRNAを発現させ、遺伝子導入のマーカーとしてCMVプロモーターによりGFP遺伝子を発現させ蛍光発光を観察した。
アデノウイルスベクターの産生効率は悪く、数回に及ぶ293細胞への再感染を行いウイルスターターを上昇させる必要があった。
まず、siRNAの作動確認のためP63橋陽性細胞であるME180細胞にP63-siRNA-アデノウイルスを感染させた。GFPの陽性率は80-90%で感染効率は良好であった。
P63遺伝子の発現抑止を検討するためP63蛋白をWestern Blot法にて測定した。
P63蛋白質はP63-siRNA-アデノウイルス感染後に有意に低下したが、その抑制効果の発現時期、強度は一定して折らず更なる検討が必要と考えた。
効果発現は不安定ではあるもののP63遺伝子の発現抑止効果は認められP63-siRNA-アデノウイルスによるsiRNAの発現は確認された。
つぎに本来の研究目的である正常ヒト分離ケラチノサイトにおけるP63遺伝子の機能を解析するためP63-siRNA-アデノウイルスを感染させ検討した。
ケラチノサイトはアデノウイルスに親和性があり感染効率がよい細胞として知られているがP63-siRNA-アデノウイルスを感染後、蛍光顕微鏡にて観察を継続したが蛍光発光はほとんど認められなかった。また細胞変性効果が著しくケラチノサイトの角化、細胞濃縮、浮遊などを認めた。
この原因として(1)P63-siRNA-アデノウイルスによる直接的細胞毒性の発現(2)ウイルス浮遊液によるケラチノサイトの変成効果の発現(3)p63遺伝子抑制による細胞死の誘導が考えられた。

Report

(3 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

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