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ヒト咬筋のミオシン重鎖アイソフォームとエネルギー代謝物質との関連性の検討

Research Project

Project/Area Number 15791115
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

佐藤 華織  北海道大学, 北海道大学病院, 助手 (40281828)

Project Period (FY) 2003 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Keywordsヒト咬筋 / 筋線維組成 / クレアチンリン酸 / 生化学的分析 / 電気泳動法 / ミオシン重鎖アイソフォーム / 電気泳動 / SDS-PAGE / 筋繊維組成 / 分光光度計 / ATP
Research Abstract

筋の線維はその種類により筋収縮に必要なエネルギー代謝物質を含む量や産出するスピードが異なる.そのため,筋線維組成が異なると筋疲労に対する抵抗性も異なってくると考えられる.近年,顎関節症における筋疼痛の原因の一つとして顎口腔の悪習癖とされるブラキシズムが注目されている.これは咀嚼筋に持続的にな力が加わることで筋疲労を誘発する.しかし,一方で咬筋の肥大を呈し,いかにも筋に持続的な力が加わっていると考えられる症例が必ずしもブラキシズム症例とは限らない.
本研究の目的はエネルギー代謝物質であるクレアチンリン酸Z度を生化学的方法で検出し,ミオシン重鎖アイソフォームの分析方法で分類した筋線維の組成との関連性を検討することであった.レアチンリン酸濃度の検出は試料を酸化還元法(過塩素酸使用)により脱蛋白処理を行い,分光光度計で340nmでの吸光度を測定した.一方,筋線維組成はATPase染色法とミオシン重鎖アイソフォーム分析を行った.前者では組成分析が可能であったが,後者の分析では前者と同様な傾向を示さず,分析条件の確認が必要であることが示唆された.また,分析をするにあたりクレアチンリン酸濃度が筋線維によって異なるという仮説を立てたが分析を行った各試料の筋線維組成がタイプ1線維と同様の組成を示していたため,その関連性を明らかにすることはできなかった.ヒト咬筋を対象とした本研究では試料収集が困難であるが,今後もデータ収集を継続していく予定である。

Report

(3 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

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