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病院情報システムを利用した歯周治療に於ける臨床的データ管理方法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 15791233
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Periodontal dentistry
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

伊藤 豊  北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (60291233)

Project Period (FY) 2003 – 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
KeywordsOCR / 歯周診査 / 病院情報システム / 画像化
Research Abstract

歯周病の診断には、多様な診査が必要であり、従来から臨床の多くの場面で、紙の診査を用いた記録が行われている。紙の診査票は、コストの低さ、記入方法が簡便である一方、患者毎の保存管理の手間が必要である上、2次利用を図る場合には、その多くが、診査票を見ながら再度キーボードなどより登録しなおして電子化しているのが実情である。そこで本研究では、診査紙の簡便な操作性を生かすため、近年普及してきているOCRの技術を利用して、より簡便に電子情報化すると共に、画像情報として病院情報システム内で保存管理する方法を考えた。
作業の効率化を図るため、本研究ではOCR認識を逐一行うのではなく、画像データ作製とテキスト認識の2つの作業手順に分け、双方を簡便に操作する方法を採用した。これにより、複数の診査票をまとめて画像化して保存し、後に一括でOCR処理をすることを可能とした。またOCR処理については、テキストサイズを14Pt程度の大きさに拡大することにより高い認識率が保てることが分かった。加えてOCR認識用のテンプレートを変更することにより、様々な書式の診査票に対応することが可能となった。
しかし、今回用いたアプリケーションでは診査票を一括してOCR処理する際、ある程度画像の読み込み位置の統一が不可避であり、既存の診査結果をデータ化する際には、この部分においてさらなる改善が必要であることが分かった。また、患者への病状説明などに利用する場合、グラフなどの視覚化が必要であり、この部分のアプリケーションについても、今後の開発が必要と思われる。

Report

(2 results)
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

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