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歯周病の治療におけるVEGF-CおよびVEGFR-3の機能とその意義

Research Project

Project/Area Number 15791243
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Periodontal dentistry
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

石川 久美子  鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科 (50325792)

Project Period (FY) 2003 – 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
KeywordsVEGF / VEGF-C / 歯周炎 / 免疫染色
Research Abstract

歯周病は慢性炎症の病態を呈し、炎症の増悪に血管新生が深く関わっている。そこで血管新生に深く関与する血管内皮細胞増殖因子VEGFに注目し、歯肉溝滲出液中のVEGF濃度を測定し、これらが歯周炎の病態と相関を示すことを明らかにした。また、歯周治療前後における歯肉溝滲出液中のVEGF濃度の変化についても研究を行い、VEGFの動態について明らかにした。VEGF(VEGF-A)は治癒においても重要な役割を果たすと考えられているが、炎症過程でも産生するため、生態内でその役割について解明することが難しい。このことから、成熟した血管新生において細胞間のシグナリングに関与し、VEGFのreceptorであるVEGFR-2を活性化する、VEGF-CとそのreceptorであるVEGFR-3に注目した。抜歯時に採取した炎症歯肉の組織切片ではVEGF-Aは炎症性細胞と思われる細胞浸潤とともにその周囲にVEGF-Aが免疫染色法で認められた。また、VEGF-Cについてはネガティブコントロールとの差が確認できなかった。これらのことより、VEGF-Cはリンパ管形成に作用する成長因子として注目されてきたが、VEGF-Aと同様、血管新生にも関わっていることは最近明らかになってきているが、歯周組織では今回VEGF-C、VEGFR-3の存在は確認できなかった。しかし、組織の採取時期や採取部位、採取方法、前処理の方法などの再検討により、今後確認できる可能性もあると考えられる。

Report

(2 results)
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

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