Project/Area Number |
15791286
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Fundamental nursing
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Research Institution | St. Luke's College of Nursing |
Principal Investigator |
佐居 由美 聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (10297070)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 安楽(ANRAKU) / 看護 / comfort / 看護実践 / 構造化 / Comfort / 安楽 |
Research Abstract |
本研究は、ドレフェス・モデル(Dreyfus&Dreyfus、1981年):"Novice(看護学生)","Advanced Beginner(経験1年未満の看護師)","Competent(臨床経験2〜3年)","Proficient(臨床経験4〜6年)",and"Expert(臨床経験7年以上)"を適用し、ナースへのインタビューデータをもとに内容分析を行った以下に結果を示す。 <日本の看護師の実践する「安楽」の内容(属性)> 1)Advanced Beginner:ベッド上での体位保持 2)Competent:ベッド上での体位保持、ベッドメイキング 3)Proficient:清潔の保持(全身清拭、口腔ケア、シャンプー、髭剃り)、ペインコントロール、社会資源の活用、スピリチュアルケア、睡眠への援助 4)Expert:褥瘡ケア、個人的ニードに応える、リラクゼーション(ボディマッサージ)、ターミナルケア、患者移動、ペインコントロール、 本研究結果は、どのような臨床経験を積んだ看護師であっても、「安楽」なケアを実践していることを示している。"Advanced Beginner(経験1年未満の看護師)","Competent(臨床経験2〜3年)"の実践している「安楽」なケアの内容(属性)は、身体的状況に関することのみであった。だが、経験を積むにつれ、属性は複雑になり、身体的側面と精神的側面を含むようになった。本研究の結果は、基本的な看護の概念の知識となり得、また、病院での安楽なケアの実践の促進を推奨するものである。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)