新しい金属錯体システムに基づく高効率フォトン・アップコンバージョンの実現
Project/Area Number |
15F15338
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Inorganic chemistry
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
君塚 信夫 九州大学, 工学研究院, 教授 (90186304)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
GUPTA RAKESH 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2015-11-09 – 2018-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2017: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2016: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2015: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | フォトン・アップコンバージョン / 金属錯体 / 光物性 / フォトンアップコンバージョン / 多孔性金属錯体 / ホスト―ゲスト |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、低強度の励起光で高効率なフォトン・アップコンバージョンを達成することを目的としている。本年度は酸素耐性をもったフォトン・アップコンバージョンを達成するため、ポリマー中への分散を試みた。アクセプターの分子構造を系統的に変化させ、酸素バリア能を有するポリマー中に高濃度に分散させることを試みた。その結果、10 wt%以上の非常に高濃度条件においてもポリマーから色素が相分離することなく、均一に分散することを見出した。得られたドナー・アクセプター分散フィルムの光学測定を行ったところ、興味深いことに空気中においてもフォトン・アップコンバージョン発光を示すことが明らかとなった。一般的に励起三重項は空気中の酸素分子により失活されてしまうため、空気中でフォトン・アップコンバージョンは消光してしまう。一方、本研究においては酸素バリア能が高いポリマー中に分散することにより、この問題を解決することができた。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)