Project/Area Number |
15H00136
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教科教育学Ⅰ(文科系)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
村野 光則 東京大学, 教育学部附属中等教育学校, 教諭
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Project Period (FY) |
2015
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2015: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
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Keywords | 手話 / カリキュラム / 学習方法 |
Outline of Annual Research Achievements |
1. 研究目的 手話学習の最大の問題点は、手話が目で見る言語であるため、録音したりノートを取って授業後に復習することができない点である。そのため、本研究ではe-ラーニングシステムを用いることで、それらの点を補完し、効果的な手話の学習方法とカリキュラム開発を目指した。 2. 研究方法 本校で開設されている選択講座「手話入門」を受講する生徒7名を対象として研究を行った。ろう者の講師が一切音声言語を用いず手話のみで行うナチュラル・-ブローチ式の授業を毎回ビデオに撮り、インターネットを用いて動画を配信して復習を促した。動画配信にあたっては、Google+のサークル機能を用いて受講生のみ視聴できるようにした。また、iPadを活用して互いの手話を録画させ、自分の手話表現をチェックさせた。カリキュラムにおいては、ろう者講師の指導のもと、2~3名で行う3分程度の手話会話の創作とその会話練習を行った。 3. 研究成果 動画配信を取り入れなかった2013年度の受講生(12名)の手話習得数は平均約323語(最低149語、最高500語)であった。今年度は平均約415語(最低72語、最高763語)となり有意に増加した。授業動画は年間13回配信したが、平均視聴回数は14回(最低2回、最高30回)であり、多くの生徒が復習用に活用した。また、iPadの活用により自らの手話の癖に気づき修正することができた。後期に会話練習を多く取り入れたことで、生徒たちの手話学習に対するインセンティブをさらに高めることができ、習得した手話の定着にもつながった。
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