特別支援学校(知的障害)教師の(観る・聴く)能力を高める研修プログラムの開発
Project/Area Number |
15H00251
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
特別支援教育
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Research Institution | 広島県立呉南特別支援学校 |
Principal Investigator |
大本 美智子 広島県立呉南特別支援学校, 教諭
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Project Period (FY) |
2015
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2015: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
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Keywords | 特別支援学校教師 / コミュニケーション能力 / 研修プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
目的 : 特別支援学校(知的障害)(以下, 特別支援学校とする。)の子ども(以下, 子どもとする。)を指導する教師(以下, 教師とする。)のコミュニケーション能力がどのような要素で構成されているかを明らかにすること, コミュニケーション能力を効果的に向上させるための研修プログラムを開発することを目的としている。方法 : 全国の特別支援学校482校1928名を対象として, 質問紙調査を実施した。また, 教師のコミュニケーション能力を向上させる研修プログラムを開発・試行・検討した。結果 : 「教師のコミュニケーション能力」については, 教職経験年数による有意な差が認められた(新任期<安定期<中堅期<熟練期)(p<. 05)。教師に必要な能力は, 「読み取る能力」・「協議する能力」・「伝える能力」であることが明らかになった。研修プログラムの開発では, 学生を対象とした研修会では, 「教師のコミュニケーション能力」の自己評価が研修前より研修後が高い結果であった。教師を対象とした研修会では, 研修前より研修後の自己評価が低くなっている回答者と, 自己評価が変化しない回答者がいた。研修後に自己評価が下がった理由としては, 回答者が客観的に自分を捉えることができるようになったからではないかと考えられた。 考察 : 本研修プログラムは, 研修プログラムの評価と学習者の評価のために, ドナルド・マケイン(2013)の評価モデルを適用し, レベル3までを取り扱った。本研修プログラムを校内研修として実施し, 研修の効果を測定・説明する方途を開発できたと考える。また, 研修プログラム参加者の追跡調査の自由記述には, 実際に活用しているエピソードがあった。自分の仕事との関連が分かりやすい演習内容は, 業務に般化させやすく, 開発した研修プログラムは, 教師のコミュニケーション能力を向上するために有効であると考えられる。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)