アルケンの還元的カップリングによる第四級不斉炭素中心の構築
Project/Area Number |
15J02151
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Synthetic chemistry
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
北條 健太郎 北海道大学, 総合化学院, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2017: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2016: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2015: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 銅触媒反応 / アルキルボラン / アリル化 / 不斉合成 / 分子内反応 / 第四級不斉炭素中心 / 銅触媒 / イソシアニド / アリルカップリング / アリル位アルキル化 / 鉄触媒 / クロスカップリング |
Outline of Annual Research Achievements |
第四級不斉炭素中心は生物活性化合物や医薬品中間体に多く見られる。その触媒的、エナンチオ選択的構築反応は、有用かつ魅力的手法である。しかし、C-C 結合形成における反応点周りの立体的な込み合いなどの要因により、有機合成化学における挑戦的課題として知られている。本研究は、末端アルケンを求核剤前駆体として用いた遷移金属触媒エナンチオ選択的クロスカップリング反応による第四級不斉炭素中心の構築反応の開発である。 アルキルボランの銅触媒エナンチオ選択的分子内アリル化反応によりキラル環状化合物が得られることを見出した。末端アルケン部位を有する第一級塩化アリル基質と 9-BBN-H を用いたヒドロホウ素化反応により、対応するアルキルボランを調製 した。続いて、キラルCu(I)錯体触媒 (10 mol %) とKOMe (1.1 eq)存在下、メシチレン/メチルターシャリーブチルエーテル混合溶媒中で作用させることで分子内アリル化反応が高エナンチオ選択的に進行した。本反応によりアルキル基とビニル基からなる第三級および第四級不斉炭素中心を有する様々なキラル環状化合物が得られ た。生成物のビニル基は多様な官能基に変換できるため、キラル環状骨格を有する生物活性化合物合成への展開も期待できる。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(7 results)