ポリユビキチン鎖形成により惹起されるシグナル伝達経路ネットワークの解明
Project/Area Number |
15J03774
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
System genome science
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
上松 篤史 愛媛大学, 理工学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2017: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2016: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2015: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | NF-κB / cell-free / ヒト2万種タンパク質 / ポリユビキチン鎖 / ポリユビキチン鎖結合タンパク質 / コムギ無細胞タンパク質合成系 / NF-κBシグナル / IFNシグナル / シグナル伝達 / プロテインアレイ / ユビキチン結合タンパク質 / 20K-HUPA |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、初年度のスクリーニングにより見出した複数種類のポリユビキチン鎖結合タンパク質(UBP: Ubiquitin Binding Protein)より、NF-κBシグナルに与えるUBPを選抜し、生化学的な評価及び細胞生物学的解析によりポリユビキチン鎖形成により惹起されるシグナル伝達経路ネットワークの分子メカニズムの評価を行った。 【1】UBPのユビキチン鎖特異性の評価:M1-Ub特異的に結合した3種類のUBP(euUBP2、euUBP17、euUBP19)がK48-Ub、K63-Ubにも結合するかを確認するために、当研究室において開発したAGIAタグを付加した3種類のUBPとM1、K48、K63の特異性を免疫沈降法により確認を行った。その結果、euUBP2においてはMono-Ubには結合を示さなかったものの、M1、K48、K63-Ubには全て結合を示すことが明らかとなった。また、euUBP17、euUBP19はMono-Ub及びK48-Ubには結合を示さず、K63、M1-Ub特異的に結合を示す興味深い実験結果を得た。 【2】ZFAND2B過剰発現による核内RelAの発現量の解析:NF-κBシグナルの制御が明らかとなったZFAND2BがNF-κBシグナルを抑制することは転写因子NF-κBの構成因子RelAの核タンパク量を細胞分画により解析した。その結果、野生型ZFAND2Bの過剰発現では核内のRelA量が減少していることを見出した。また、MT3変異体ではコントロールであるMOCKと変化が見られなかった(図3)。 これらの結果はLuciferase Assayの結果と一致しており、2万種スクリーニングにより見出したZFAND2Bが直鎖状ポリユビキチン鎖と結合することでNF-κBシグナルを抑制することを新規に見出した。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(11 results)
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[Presentation] Development of a novel NF-κB inhibitor2015
Author(s)
Atsushi Uematsu, Erika Manabe, Kohki Kido, Kyosuke Ikeda, Hiroyuki Takeda, Hirotaka Takahashi, Tatsuya Sawasaki
Organizer
The 13th Matsuyama International Symposium on Cell-Free Sciences
Place of Presentation
松山市男女共同参画推進センター・ 愛媛県(松山)
Year and Date
2015-09-25
Related Report
Int'l Joint Research
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