HIV脱殻過程の分子制御と薬剤耐性HIVの克服に向けた新薬の探索
Project/Area Number |
15J09204
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Drug development chemistry
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
堂地 赳生 熊本大学, 生命科学研究部, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2016: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | HIV / ウイルス |
Outline of Annual Research Achievements |
申請書の計画のように、PDSサイクルに則り、計画を進めた。 現在ERK2に関してはDo:in vitro評価において、2013年にFDAに承認されているERK2活性化キナーゼ(MEK)の阻害剤トラメチニブを用いてHIV感染過程における検討を行ない、良好な結果を得られている。またPin1についてPin1 inhibitor PiBと、ERK2 inhibitorのコンビネーションによる検討を行ったが、良好な結果は得られなかった。今後、感染性をさらに強力に押さえる薬剤の探索、それら薬剤を処理した際のウイルス側への影響を生化学的な手法を用いて検討を行うことでより詳細に検討する必要があると考えている。 また、ウイルス粒子の2次元電気泳動を行い、新たなCAタンパク質の翻訳後修飾を見いだした。現在その翻訳後修飾の意義を検討している段階である。今後は、脱殻過程における影響などポストエントリーのどの過程で影響があるかを明らかにして行く予定である。 さらに、Yeast Two Hybridを用いた検討によって、CAタンパク質と相互作用する宿主タンパク質を見いだしている。これまでに、このタンパク質の配列をベクターに乗せ換えを行い、現在安定発現する細胞株の樹立を試みている。今後、相互作用タンパク質がウイルスの感染過程に影響するかどうかを検討する。 また、CAタンパク質と相互作用している他のタンパク質も見出しており、HIVの感染過程に与える影響等をノックダウンにより確認している。また感染過程の評価を行い、CAタンパク質と相互作用するタンパク質のウイルス学的な意義について検討している。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)