Project/Area Number |
15J11597
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Intelligent robotics
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
阿部 香澄 電気通信大学, 情報理工学研究科, 特別研究員(PD) (50800249)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥1,940,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2015: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | Human Robot Interaction / 知能ロボティクス / 子ども / 性格 / 認知科学 / 知能ロボット / HRI |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目標は、様々な性格や認知的構えをもつ子どもと遊べるロボットの実現である。多様な他者に対応できる行動決定モデルとして、ロボットが子どもの性格を推定し、性格に基づくその子どもの認知的構えの特徴を把握した上で、認知的構えを良い状態に維持する適切な遊び行動を実行する、という仕組みを実現する。子どもの性格や認知的構えは多様なため、2年間の研究では性格と認知的構えを2~3種類扱うこととし、これをモデル化することを目指した。 本年度は、モデル構築のためのデータ解析を行った。1年目に検討した子どもの振る舞いからの性格推定手法を整理して精度を向上させるとともに、例えば協調性の高い子はロボットとあまり視線を合わせないなど、振る舞いと子どもの性格の関係性を明らかにした。さらに、子どもの専門家である保育士がロボットを操作した記録から、子どもの性格の高低に応じた適切な遊び行動を分析した。例えば協調性の高い子にはロボットから多く語り掛けるなど、外向性と協調性のそれぞれの高低に応じて多く行うべき遊びを明らかにした。これらの解析結果をもとに、センサから得られた子どもの振る舞いデータを用いて子どもの性格と認知的構えを推定し、適切な行動を算出する、という多様な他者に対応する行動決定モデルの構築を行った。 さらに、開発したロボットの育児支援としての可能性にも着目し、1年目に引き続き、育児支援としてのロボットの開発やアウトリーチ活動にも力を入れ、研究成果の社会応用に向けても成果を上げた。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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