胆管癌上皮間葉移行におけるTGF-β/miR-200ファミリーの直接交絡
Project/Area Number |
15K10199
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Digestive surgery
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
水口 義昭 日本医科大学, 医学部, 助教 (70409217)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | TGF-beta1 / microRNA 200 family / EMT / TGF-bta1 / microRNA-200 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度はサイトカインTGFbeta1が胆管細胞癌培養株においてmicroRNA200 familyの発現増大を転写レベルで直接コントロールしていることを確認した。また、TGFbeta1の投与により、細胞増殖が促進されることをスクラッチアッセイにて確認した。 我々はこれらの結果に基づき、TGFbeta1とmicroRNA200 familyの直接がEMTを促進していることを証明するために、TGF-beta1/microRNA200がコントロールし得るターゲットタンパクとしてOcculdin WIPF1をluciferase アッセイにて検討したが、予想される結果が得られなかった。 次にmicroRNA200 family の既知のターゲットタンパクであるZEB1が我々のEMT実験系においてどのような動きをしているかを確認した。まず、TGFbeta1投与後経時的に胆管細胞株のタンパクを回収し、Western blot法にてZEB1タンパクの発現量を測定した。結果:TGFbeta1投与 48-72時間後において、ZEB1タンパクの発現量が低下していることが確認された。これはTGFbeta1/microRNA200 familyのシグナルにより、ZEB1の発現量がコントロールされている可能性を示唆している。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)