ゲノム・エピゲノム解析による食道扁平上皮癌の臨床的新規バイオマーカー探索
Project/Area Number |
15K19874
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Field |
Digestive surgery
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
宮脇 豊 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 非常勤講師 (60527612)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2018: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2017: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2016: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | バイオリソース試料 / 食道癌抗がん化学療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究実施における準備段階として当研究施設内の本研究課題の倫理審査員会への申請等を行った。その後に当研究課題の根幹をなすゲノムシークエンスに適した研究試料を本学バイリソースセンターにおける保存検体を閲覧するための申請手続きを必要とした。上記の手続きの後に、バイオリソースセンターの保存検体のDNAおよびRNAの抽出ならびにQuality checkを行うとともに、次世代シークエンサー稼働の準備を行いました。 また本研究課題の副次的研究として食道癌治療において抗がん剤効果は進行度あるいは腫瘍量依存性かの検討、ならびに再発食道癌における予後不良因子の抽出の検討を行った。その成果について当該学会ならびに論文にて発表した。 本学内の規定によって、上記の手続きは並行して行うことができないため、順次行なう必要がありました。そのため本年度は上記の準備に費やしており、実際の研究課題の成果はまだ得られていない状況ですが、本学の倫理上・組織管理上の規定等の実情からは、やむを得ないものであったと考えております。次年度の以降の研究成果を得るうえでは意義のあったものと考えています。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
上述の諸手続きの必要性から実際の研究課題の遂行に至るまでの準備が予想以上に複雑であり、時間を要したことが主な一因と考えます。 一方で副次的研究ではあるものの食道がん治療の一端を成す抗がん化学療法についての新たな知見を得られたことについては限定的ながら成果を得られたものと考えます。
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Strategy for Future Research Activity |
なるべく早期に本研究課題の根幹をなす次世代シークエンサーによる解析をはじめることが喫緊の課題であり、同解析開始後は研究実施計画に準じた円滑な研究実施を図ることが肝要と考えます。 食道癌治療のバイオマーカー探索においては臨床的意義が重要であることは議論の余地はないこと考えます。臨床的意義の新たな知見を見出すべく、食道癌治療について並行して多角的な観点での副次的研究も行いたいと考えています。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
本年度以降に生ずるであろうゲノムシークエンスの稼働に関わる必要な費用において適正に使用する。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)