Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
顎関節症患者の顎関節部でMRI T2mappingを行うことで、定量的に顎関節部の異常を検出することが可能であった。本検討では変形性顎関節症患者の下顎頭骨髄について検討を行った。従来下顎頭骨髄と骨変化は関連がないとされていたが、MRI T2mappingを用いたことでわずかな骨髄変化を検出するころとができた。特に骨変化のタイプによって骨髄のT2mappingに変化が検出できた。特にerosionタイプの骨変化ではT2値が上昇し、osteophyteタイプの骨変化が認められた場合ではT2値が低下していた。さらに変形性顎関節症患者における治療前後の評価を行った。疼痛の緩和した変形性顎関節症患者の下顎頭は健常下顎頭骨髄のT2値に近づいている傾向があった。
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