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卵胞培養系を用いたハイスループット遺伝子機能解析

Research Project

Project/Area Number 16011205
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Biological Sciences
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

畑田 出穂  群馬大学, 生体調節研究所, 助教授 (50212147)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 堀居 拓郎  群馬大学, 生体調節研究所, 助手 (00361387)
Project Period (FY) 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥5,800,000 (Direct Cost: ¥5,800,000)
Fiscal Year 2004: ¥5,800,000 (Direct Cost: ¥5,800,000)
Keywords卵胞 / 卵子 / 原始卵胞 / 原始生殖細胞
Research Abstract

原始卵胞は成熟分化した卵子を供給するプールとして生殖期間をとおして存在し、このうちのごく一部のみが随時、成長期に移行するとともに完全な成長分化した卵胞となり、成熟して減数分裂を再開した卵子を排卵する。従って卵子の分化において原始卵胞の成長期へのコミットメントが重要な分岐点となっているがその実体は不明である。このコミットメントに関与する因子を知ることは卵子の分化機構を知るのみならず、多量に存在する原始卵胞のプールを活用を可能にし、不妊治療、畜産分野において多大な貢献をもたらすと考えられる。申請者らはこれまでにin vitroの培養系を用いてマウスの始原生殖細胞から成熟した卵子を作成するシステムを開発し、さらに卵子を用いて体外受精をへて仔を出産させることに成功している(Nature.418,497-498,2002)。またマイクロアレイを用いて原始卵胞から成長期への移行時に発現誘導される遺伝子のスクリーニングをおこなっており、多くの成長分化因子の遺伝子発現が顕著に変化していることがわかった。In vitroの培養系を用いることによりこれらの遺伝子が成長期へのコミットメントやその後の成長分化に関わるものであるかをハイスループットにスクリーニングし、FCF1の他、成長期への移行時に発現誘導される分化成長因子様遺伝子が多くみいだした。これらの因子は成長期への移行を促す因子である可能性と、すでに成長期に移行した卵胞の成長を促す因子の可能性がある。FCF1をCOS7細胞で発現させた上澄みを申請者らの開発したin vitro培養系に加え、原始卵胞の成長期への移行が促進されるか、あるいは成長期に移行した卵胞の成長が促進するか検定したところ成長期への移行が増加していることがわかった。

Report

(1 results)
  • 2004 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2002

All Patent(Industrial Property Rights) (1 results)

  • [Patent(Industrial Property Rights)] ゲノムDNAのメチル化検出方法2002

    • Inventor(s)
      畑田 出穂
    • Industrial Property Rights Holder
      群馬大学
    • Industrial Property Number
      2004-226103
    • Filing Date
      2002-08-02
    • Related Report
      2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2018-03-28  

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