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プロテインダイナミクスのプロテオーム解析に関する基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 16013239
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Biological Sciences
Research InstitutionUniversity of Miyazaki

Principal Investigator

榊原 陽一  宮崎大学, 農学部, 助教授 (90295197)

Project Period (FY) 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
Keywordsプロテオーム / チロシン硫酸化 / 翻訳後修飾 / ラフト / コレステロール硫酸化 / 質量分析
Research Abstract

細胞のシグナル応答によって誘導されるタンパク質のダイナミックな挙動をプロテオーム解析により網羅的に解析できる分析方法の確立を目的とし、そのための細胞分画条件、二次元電気泳動による分離条件の検討を行った。哺乳動物の細胞膜には、コレステロールやスフィンゴ脂質に富んだメンブランマイクロドメイン(ラフト)が存在する。近年、これらは細胞間情報伝達の場として重要な機能を持つことが明らかとなりつつある。細胞がシグナルを受け取ったときに多くのシグナル分子がこのラフト画分に集積してくることが報告されている。そこでシグナル伝達系の網羅的解析を目的としラフツ画分へ移行するタンパク質の網羅的解析によるシグナル伝達系全貌解明の糸口を見つける。またラフトの動的制御機構とコレステロール硫酸化の関係について検討する。さらに、タンパク質の細胞内輸送機構に関与すると考えられる翻訳後修飾としてのチロシン硫酸化の機能を解明するためにTyrosylprotein Sulfotransferase(TPST)の諸性質の比較検討を行った。
ラフトの制御機構としてコレステロールの硫酸化が関与している可能性が示された。コレステロール硫酸化がアンカータイプチロシンキナーゼLckやシグナルアダプターLATの局在に影響する可能性が示された。'さらに、コレステロール硫酸化によりラフトから細胞質に局在性を変化するタンパク質を解析した結果、機能未知のタンパク質の存在が確認できた。
2種類存在するタンパク質チロシン硫酸転移酵素(TPST)の諸性質を比較検討し、タンパク質機能の多様性へのチロシン硫酸化の関与を検討した。さちに、カタユウレイボヤのタンパク質チロシン硫酸転移酵素(TPST)をクローニングした。

Report

(1 results)
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2018-03-28  

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