Project/Area Number |
16015246
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Toyama Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
水口 峰之 富山医科薬科大学, 薬学部, 助教授 (30332662)
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Project Period (FY) |
2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥4,100,000 (Direct Cost: ¥4,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥4,100,000 (Direct Cost: ¥4,100,000)
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Keywords | アミロイド線維 / アルツハイマー病 / ゲルソリン / アミロイドβペプチド / トランスサイレチン / 原子間力顕微鏡 |
Research Abstract |
アルツハイマー病におけるアミロイド線維の主要な構成成分であるamyloid β - peptide (Aβ)は、40残基程度のペプチドである。本研究では、Aβ結合蛋白質であるtransthyretin, gelsolin,抗β抗体とAβの相互作用について研究した。 1.原子間力顕微鏡(AFM)によるtransthyretinとAβの相互作用解析 Aβ1-42のアミロイド線維は、幅約15nm、長さ約数十〜数百nmの直線状の線維として観測された。Aβ1-40のアミロイド線維は、Aβ1-42の線維と類似していたが、形成したアミロイド線維の量は少なかった。Transthyretinが存在するときには、Aβ1-40,Aβ1-42ともにアミロイド線維が形成されなかった。 2.ゲルろ過クロマトグラフィーによるtransthyretinとAβの相互作用解析 Aβ1-40溶液にtransthyretinを加えると、Aβオリゴマーのピークは影響を受けなかったが、モノマーのピーク強度が減少した。これらの結果から、transthyretinはAβのモノマーに結合しアミロイド線維へ凝集することを阻害していると考えられる。 3.Gelsolinフラグメントの大量発現系の構築とAβとの相互作用解析 Gelsolinの178-293残基(gelsolin178-293)がAβに結合しているのではないかと予想し、gelsolin178-293フラグメントの大量発現系の構築に取り組んだ。gelsolin178-293とAβの結合をBIACOREによって調べたところ、解離定数が6.8×10^<-6> (M)の弱い結合であることが分かった。
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