統合化されたコンポーネント指向ソフトウェア開発環境の実現に関るす研究
Project/Area Number |
16016280
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
深澤 良彰 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20165252)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鷲崎 弘宜 国立情報学研究所, 助手 (70350494)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥4,200,000 (Direct Cost: ¥4,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | ソフトウェア工学 / ソフトウェア再利用 / コンポーネント指向 / CASEツール / コンポーネント抽出 / コンポーネント試行 / メトリクス |
Research Abstract |
本研究では、共通の規格に従ったソフトウェア部品としてのコンポーネントを組み合わせることによって大規模・高品質・多様なソフトウェアを効率よく開発するための手法であるコンポーネント指向ソフトウェア開発を、総合的に支援する手法および環境を実現することを試みた。 JavaBeansやEJBに代表されるようにコンポーネントを実装し運用するための実装コンポーネントアーキテクチャ体系が成熟しつつあるのに対して、既存のコンポーネントを適切に再利用する仕組み・方法論は未成熟である。従って、コンポーネントの再利用は限定的な種類・利用法に留まっている。我々は未成熟の理由を、提供されるコンポーネシトの不足やコンポーネントを開発し利用するための技術・ツールの不足と考えている。 本研究は、コンポーネントの積極的な利用を促進するために、上記のような技術・ツールを実現することを目的とした。さらに実現された技術・ツールを統合化し、統合化環境として提供することによって、その効果を高めることを最終目的とした。 より具体的には、以下を実現した。 (1)部品化以前のプログラム資産再利用支援手法(特にコンポーネント抽出手法)、 (2)コンポーネント単体品質保証手法(特に条件テスト手法、品質測定手法)、 (3)コンポーネント資産再利用支援手法(特にコンポーネント間類似度測定手法、コンポーネント検索手法、コンポーネント試行手法)、 (4)コンポーネント組み立て支援手法(特に初期化設定支援ウィザード付加手法、コンポーネント間接続手法、コンポーネントベースシステム保守性測定手法) さらに、これらを連携させて複合的に利用する環境を用意することにより、コンポーネントの幅広い利用と生産性/保守性の向上を促進した。
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Report
(2 results)
Research Products
(61 results)