Project/Area Number |
16017316
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Kyoto University (2005) Tokyo Metropolitan Organization for Medical Research (2004) |
Principal Investigator |
藤田 尚志 京都大学, ウイルス研究所, 教授 (10156870)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
米山 光俊 (財)東京都医学研究機構, 東京都臨床医学総合研究所, 研究員 (40260335)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥7,600,000 (Direct Cost: ¥7,600,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
Fiscal Year 2004: ¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
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Keywords | インターフェロン / ウイルス / 自然免疫 / 二重鎖RNA / C型肝炎ウイルス / RNAヘリカーゼ / IRF / RIG-I / 2重鎖RNA / IRF-3 / 感染 / プロテインキナーゼ |
Research Abstract |
高等動物細胞は細胞レベルでの、ウイルス感染に対抗する手段を有しており、自然免疫機構として知られている。自然免疫は感染初期に特に重要であり、後期に機能し、抗原受容体を介する、より高度かつ特異的な獲得免疫とともに免疫反応の要として機能している。様々な細胞においてウイルスの複製を感知するセンサーが存在し、それがきっかけとなって下流の一連の反応が引き起こされるものと考えられてきた。長い間センサー分子の詳細は不明であったが、我々はRNAヘリカーゼの一つであるRIG-Iがその実体である事を発見した。RIG-Iはウイルス感染細胞内で生じる二重鎖RNAの受容体として機能している事を明らかにした。我々の解析によりRIG-Iによる自然免疫機構はC型肝炎ウイルスをはじめとして各種のウイルス増殖抑制に重要であることが判明している。RIG-IがC型肝炎ウイルスの増殖を阻害することを示すとともに、同ウイルスのNS3/4A蛋白質がRIG-Iと拮抗する活性を持つことにより自然免疫機構から逃れていることを示した。また、ヒトではRIG-I,MDA5,LGP2という類似したヘリカーゼが存在しており、それらの機能分担を明らかにした。すなわち、RIG-I, MDA5はともに自然免疫の活性化に、LGP2はその反応を抑制し、反応が一過性に起きる事に寄与している事が示唆された。
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Report
(2 results)
Research Products
(14 results)