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中世遺跡の保存と活用に関する基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 16019102
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Humanities and Social Sciences
Research InstitutionNational Museum of Japanese History

Principal Investigator

広瀬 和雄  国立歴史民俗博物館, 研究部, 教授 (90294272)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山中 章  三重大学, 人文学部文化学科, 教授 (40303713)
Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywords埋蔵文化財行政 / 記録保持 / 史跡公園 / 歴史博物館 / 歴史像 / 記録保存 / 出土品 / 歴史情報 / 広報 / 交通アクセス / タンロン宮殿遺跡 / 高句麗遺跡
Research Abstract

考古学研究と埋蔵文化財行政は、知識・技術・思考などの諸側面で密接な関係にある。遺跡の発掘調査は考古学研究の出発点であるが、ここ20〜30年の記録保持のための発掘調査の進展で、日本考古学はいちじるしい情報過多に陥っている。それは中世資料に関してもなんら例外ではない。
行政機関やその外郭団体などによって掘り出された考古資料は、急速な発掘調査の進展状況に整理や分析が追いついていない情況にあって、学校教育などへの活用も容易ではない。したがって、埋蔵文化財行政・博物館・研究所・大学等が各々の環境に基づいた研究を進め、総体としての国民の豊かな生活、いかえれば歴史のストックを活かした街づくりに考古資料を十分に活用できるような体制づくりが急務になっている。そして、そのための調査・研究とそれに基づいた政策提言が不可欠になっている。
いっぽう、記録保持のために投下された費用にたいして、その効果が十分に表れているかというと、こちらもそうとは言い難い情況にある。国民が歴史像を形づくっていく拠点としての史跡公園や歴史博物館が、わかりやすい歴史情報を提供しているかどうかも、いま一度再検討する必要に迫られている。
つまり、国民の歴史意識形成のための考古学研究という視座にたった体系的歴史像を樹立しなければならない。国民の知的要求に応えることがいま急務になっている。現代を理解していくばくかの未来への見通しに寄与する研究が求められている。そういった観点に基づいた調査・研究と基礎的考察を実施した。

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2018-03-28  

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