胃粘膜萎縮進展に関する生活習慣と遺伝子型の交互作用
Project/Area Number |
16024205
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
濱島 信之 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (30172969)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江口 英孝 財団法人放射線影響研究所, 放射線生物学・分子疫学部, 研究員 (00260232)
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Project Period (FY) |
2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥7,900,000 (Direct Cost: ¥7,900,000)
Fiscal Year 2004: ¥7,900,000 (Direct Cost: ¥7,900,000)
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Keywords | ピロリ菌感染 / 萎縮性胃炎 / 血清ペプシノーゲン / 遺伝子多型 / SHP2 / PCR-CTPP |
Research Abstract |
がん既往歴を持たない住民検診参加者454人(男126人、女328人、35歳から85歳)の残余血液を、同意を得て収集し、抗ピロリ菌抗体およびペプシノーゲンI、IIの測定とDNAの抽出を行った。抗ピロリ菌抗体陽性者は250人で、うち137人(54.8%)がペプシノーゲン検査で胃粘膜萎縮ありと判定された。抽出されたDNAにて、ピロリ菌のCagAに結合するSrc homology 2 domain-containing protein tyrosine phosphatase-2 (SHP2)の遺伝子であるPTPN11のG/A SNP (IMS-JST057927)の遺伝子型決定をPCR-CTPP法にて行った。451人について遺伝子型決定に成功し、遺伝子型分布はGG型67.8%、GA型28.6%、AA型3.5%であった。抗ピロリ菌抗体陽性者での胃粘膜萎縮はGG型176人中58.5%、GA型63人中49.2%、AA型9人中11.1%であり、GG型を1とした性年齢調整オッズ比は、GA型で0.70(95%信頼区間0.39-1.25)、AA型で0.09(95%信頼区間0.01-0.72)であった。PTPN11 G/A多型は萎縮の進展しやすさと関与する遺伝的体質であることが示唆された。この対象者と別に、ピロリ菌感染者での萎縮性胃炎発展に関連する生活習慣と遺伝子型の交互作用を検討する目的で、平成16年7月から名古屋大学大幸医療センターにてピロリ菌除菌自由診療受診者を対象として、研究参加者募集を開始した。平成17年1月末で約120人の受診者が研究に参加した。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)