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アフリカと本邦におけるBL(バーキットリンパ腫)のIg可変遺伝子変異の比較

Research Project

Project/Area Number 16024210
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Biological Sciences
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

巽 英二  神戸大学, 医学部, 助教授 (20192172)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鳥山 寛  長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教授 (00108359)
Project Period (FY) 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Keywordsバーキットリンパ腫 / EBウイルス / Ig可変部遺伝子変異 / ケニア
Research Abstract

バーキットリンパ腫(BL)は腺表面免疫グロブリン(sIg)を発現するB細胞由来の悪性リンパ腫であり、熱帯アフリカでは小児腫瘍の頻度第一位である。BLには、アフリカを中心とした好発地域性BL(eBL)と米国、欧州、日本などで起こる散発地域性BL(sBL)の二つの亜群がある。eBLは主にEpstein-Barrウイルス(EBV)陽性でありsBLは主に陰性である。本研究では、これまで記載が不十分であったeBLのIg可変部遺伝子の体細胞突然変異(somatic hypermutaion : SHM)の記載をケニアのEBV陽性eBLのパラフィン包埋された試料を用いて行い、本邦(sBL)のIg可変部遺伝子変異どの比較を行った。ケニアeBLの28例中7例でV_H遺伝子の増幅が可能であった。この7例でIg可変部重鎖(V_H)遺伝子のCDR2領域とFR3領域の解析を行った結果、4例でV_H3ファミリーを、2例でV_H4ファミリーを1例でV_H1ファミリーを使用していた。V_H4ファミリーを使用した2例ではいずれもV_H4-39を使用していた。SHM率は1例を除いて様々な値を示し、平均7.9%であり、本邦sBLの平均4.2%より高いSHM率を示した。また、7例中1例でSHMが全く検出されなかった。一般的にBLではSHMが検出され、ごく稀に、sBLでSHMを全く示さないものが報告されていたが、eBLでも同様にunmutatedのV_H遺伝子を発現する例があることが初めて示唆された。

Report

(1 results)
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2018-03-28  

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