Project/Area Number |
16027260
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | National Institute for Longevity Sciences,NCGG (2005) The Institute of Physical and Chemical Research (2004) |
Principal Investigator |
津田 玲生 国立長寿医療センター, (研究所)・老化機構研究部, 室長 (30333355)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 茂生 独立行政法人理化学研究所, 形態形成シグナル研究グループ, ディレクター (60183092)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥6,000,000 (Direct Cost: ¥6,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
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Keywords | 神経 / 発生 / 転写リプレッサー / シグナル伝達 / ショウジョウバエ / Notch / EGF / Znフィンガー / 転写コリプレッサー / NRSF / REST / 神経発生 / 転写抑制 / ヒストン修飾 |
Research Abstract |
複雑な感覚器形成過程を理解するためには、細胞間相互作用とそれに伴う誘導シグナルからヒストンの修飾に至までの過程を分子レベルで理解する必要があると考えられる。当研究は神経細胞の分化過程で働く、ヒトneuronal restricted silencing factor/repressor element RE-1 silencing transcription factor(NRSF/REST)様因子であるtacoの機能を解析することによりエピジェネティックな制御と感覚器形成の関係をあきらかにすることを目的としている。 研究成果: (1)taco cDNAをプローブとしたin situハイブリダイゼーションによる解析から、tacoは胚形成時初期の神経系で特異的な発現がみられることが確かめられた。さらに、taco変異体を末梢神経系のマーカーである22C10および抗elav抗体で染色したところ、神経ネットワークの構築に異常が観察された。これまでの解析からtacoはNotchやEGF等のシグナル伝達の下流で機能していることが確かめられていることから、tacoはこれらシグナル伝達による初期神経形成過程を仲介している可能性が考えられる。 (2)tacoの作用を分子レベルで解明することを目的として機能ドメイン解析を行ったところtacoのC末端に存在するC2H2型Znフィンガードメインに対する変異によりtacoの転写抑制能が阻害されることから、C末に転写抑制機能が存在する可能性が示唆された。この結果はヒトNRSF/RESTに於ける機能解析結果とも一致することから、遺伝的相互作用を利用してC末端と相互作用する因子を同定することによりtaco/NRSF/RESTに共通した機能解明が期待される。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)