Project/Area Number |
16033239
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
芝田 育也 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (10196420)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
馬場 章夫 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20144438)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥4,700,000 (Direct Cost: ¥4,700,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
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Keywords | スズヒドリド / ヒドロシラン / 還元的アミノ化 / アミン合成 / ハロゲン化スズヒドリド / 還元的アルドール反応 / インジウム / 簡略型分子変換 |
Research Abstract |
還元的アミノ化反応はカルボニル化合物と第一級アミンからワンポットで種々のアミンを与える効率的な反応である。還元的アミノ化反応はカルボニル化合物と第一級アミンからワンポットで種々のアミンを与える効率的な反応である。古くから合成手段として用いられてきたが、使用する還元剤にはイミンに対する高い反応性、水への安定性などの条件を満たす必要がある。したがって用いられている還元剤はNaBH_3CNやNaBH(OAc)_3などのホウ素ヒドリド類に限られている。しかしながらこれらの汎用試薬では、アミンを過剰に用いる必要性や、系を酸性に保つ必要、さらには適応可能な基質の制限など、いまだ問題点がある。本研究では安定で、取り扱いが容易であるヒドロシランを水素源として用いる還元方法に注目した。シリルヒドリド(PhSiH3)の低い反応性を利用してスズヒドリド活性種(Bu_2SnClH-HMPA)を触媒的に作用させる還元的アミノ化反応を開発した。本反応の利点は幅広い基質に適応できることで、脂肪族ケトン、芳香族ケトンでも選択的に生成物が得られた。第一級脂肪族置換基を含むアルデヒドの使用は従来法では不可能であったが我々の方法では問題ない。さらに芳香族アミンではなく、脂肪族アミンを出発物質に用いた場合においても相当するアミンが効率よく得られた。本方法はもっとも基質適応範囲の広い還元的アミノ化法として広く合成化学者に用いられる可能性がある。
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