ロボットビジョンによるシネ表示CT動画像からの腫瘍性病変自動診断
Project/Area Number |
16035208
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
八木 哲也 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50183976)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀 雅敏 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (00346206)
村上 卓道 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (20252653)
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Project Period (FY) |
2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
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Keywords | CT画像 / シネ表示 / 実時間診断 / FPGA / 人工網膜 / ラプラシアンガウシアン / フレーム間差分 / エッジ抽出 |
Research Abstract |
CT画像の診断では、生成した横断像を連続的に表示して動画として映写し(シネ表示)、医師が3次元イメージを読影することによって病巣の有無を判断することが有効である。本研究の目的は、シネ表示動画像から腫瘍性病変部を認識するために必要な前処理を実時間で実行するハードウエアシステムを開発し、これを既存のデジタル画像処理ワ腫瘍性病変部はシネ表示動画像ではほぼ同位置で膨らんで消えるので、シリコン網膜によって時間差分をとった画像を利用することを考える。ークベンチと接続することによって、知的診断用ロボットビジョンを構築することにある。本課題で開発する画像診断ロボットビジョンは、主として前処理用のアナログ人工網膜、中間処理回路ボード(USBインターフェイス内臓)、診断用PCの3部から構成されている。中間処理は、書き換え可能な集積論理回路であるFPGA(Field Programable Gate Array)を用いている。本年度は、このFPGA中間処理ボードの製作とアナログ人工網膜出力から実時間情報抽出を実行するFPGAアルゴリズムの実装を行った。中間処理では、アナログ人工網膜によって実時間ラプラシアンガウシアン前処理した画像から、対象物のエッジ、形状、中心座標を計算し、さらにこれら特徴量の時間連続性(奥行き方向の連続性に対応)などを計算した。また腫瘍性病変部はシネ表示動画像ではほぼ同位置で膨らんで消えるので、シリコン網膜によって時間差分をとった画像に対しても同様の処理を行えるようにした。このアルゴリズムにより、シネ表示画像のエッジを実時間抽出することはできた。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)