暗号システムに対する実装攻撃の適用と限界に関する計算論的研究
Project/Area Number |
16092221
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
櫻井 幸一 Kyushu University, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (60264066)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田端 利宏 (田畑 利宏) 岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 准教授 (80359942)
酒井 康行 三菱電機株式会社, 情報技術総合研究所, 主任研究員 (80426585)
高木 剛 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 准教授 (60404802)
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Project Period (FY) |
2004 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥14,400,000 (Direct Cost: ¥14,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2004: ¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
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Keywords | 暗号 / 認証 / 情報基礎 / 数理工学 / 情報システム / 暗号、認証等 / アルゴリズム / 暗号認証等 / 楕円曲線暗号 / 実装攻撃 / 電力解析 / メルセンヌ素数 / unifiod code / 公開鍵暗号 / 剰余算 |
Research Abstract |
断片的に提案されている暗号アルゴリズムへの種々の実装攻撃に対して計算論的な立場からその限界を明らかし、現実性のある脅威かどうかの客観的評価指標を検討した。また、耐タンパ性を有するワードウエアを仮定し、公開鍵暗号を利用せず、非対称原理を実現する暗号システムの設計を行った。研究最終年として、最新研究動向とまとめを行った。暗号システムの実装攻撃への安全性としては、情報理論的な尺度を用いて、安全性の議論がはじまっている。耐タンパ性を有する計算機環境としては、特殊なハードウエアを仮定せずに、OSやVMなどのミドルウエアで、耐タンパ環境を実現する研究がおこなわれることが注目される。今後は、こうした新しい試みに対する計算機科学的・理論的な、モデル化と考察を考えている。
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Report
(4 results)
Research Products
(21 results)