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宇宙X線観測のための広エネルギー帯域をカバーできる検出器用のCCDの開発研究

Research Project

Project/Area Number 16204011
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field Astronomy
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

常深 博  大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90116062)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 林田 清  大阪大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (30222227)
宮田 恵美  大阪大学, 大学院・理学研究科, 助手 (40283824)
鳥居 研一  大阪大学, 大学院・理学研究科, 特任助手 (30344047)
Project Period (FY) 2004 – 2007
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥18,850,000 (Direct Cost: ¥14,500,000、Indirect Cost: ¥4,350,000)
Fiscal Year 2004: ¥18,850,000 (Direct Cost: ¥14,500,000、Indirect Cost: ¥4,350,000)
KeywordsX線用CCD / 広エネルギー
Research Abstract

広いエネルギー領域での検出効率を向上させるために、以下の準備を開始した。
・CCD素子に高エネルギーX線を照射できるように試験装置を改造。X線の感度を20keV以上に広げた場合のビームラインのオンオフを確実に行えるように、高エネルギー領域でも使用できるシャッター材料の選択や設計を進める。
・広いエネルギー範囲に対応するように電子回路のダイナミックレンジを拡大するための設計と試作。広い範囲を精度よく測定するために、14ビットから16ビットのADCにも対応できるように回路設計を進める。
・新しいウェーハを使い、空乏層を厚くするための試作開始とそれに対応する試験装置の改造。新しいウェーハは6インチサイズであり、それに応じて、サイズの大きな素子を作り、これに対応できるようにする。
・低エネルギー領域での検出効率測定のためのビームラインの整備。低エネルギーX線発生には、窓材の薄膜化あるいは、窓なしの発生装置が必要である。そのための真空系の整備を進める。
・24μm画素に対応するメッシュ実験の準備。メッシュのピッチは画素の整数倍にしなければいけないが、解析の不確定を排除するには画素の四倍が望ましい。そこで従来の48μmに代わり、96μmを設計する。
その後、平成16年6月14日付けで、特別推進研究採択の通知があり、それに専念するために、本基盤研究を廃止することにした。本研究開始で行った諸作業のうち、特別推進研究に継承できるものについては継承することになる。

Report

(1 results)
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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