環境教育統合型地域環境マネジメントにおける高度人材育成の評価システム構築
Project/Area Number |
16510023
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Environmental impact assessment/Environmental policy
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Research Institution | Osaka Kyoiku University |
Principal Investigator |
石川 聡子 大阪教育大学, 教育学部, 助手 (30314438)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
盛岡 通 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授 (30029350)
手取 義宏 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (50294179)
森田 英嗣 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (50200415)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 環境教育システム / 地域環境マネジメント / キャパシティ・ビルディング / 評価システム / 市民 / 人材育成 / 学校 / 地域環境保全 / まちづくり / NPO |
Research Abstract |
環境教育統合型地域環境マネジメントを地域環境教育システムと位置づけ、社会システム輪の立場からその人材育成の評価システムを構築した。 第2章では、社会システムとしての環境教育システムを、組織システム、相互作用システム、心理・認知システムの3つの下位システムから構成した。1980年代後半から現在に至るまでの環境教育政策における環境教育システム構築が網羅的に検討がなれさていないことを明らかにした。さらに、地域の環境教育システムの特徴と構成次元について提示した。地域環境教育システムを、学習プラットフォーム、学習コンテンツ、学習マネジメント、キャパシティ・フェーズから構成し、それぞれの次元を複数のアイテムから設定した。 第3章では、地域環境教育システムの構成次元にもとづきながら、地域環境教育システムの展開ステージを評価するための説明変数として、地域環境教育システムの展開主体、組織のミッション、住民・市民組織の学習の遂行を設定した。また、目的変数としてそれぞれ5フェーズおよび各フェーズに引き上げるサブシステムからなる3変数すなわち住民・市民の成長システム、組織の成長システム、活動の成長システムを設定した。地域の環境教育評価システムを展開している観察事例の選定の手順と根拠を示し、選定された事例の分析調査の手続きおよび筆者の観察事例への関与について説明した。観察事象として国内の先進事例を取り上げて地域環境教育評価システムに適用し、この評価システムの妥当性を確認した。第4章では、環境教育システムにおける市民の高度人材育成の評価システムの構築をおこなった。先に提示した地域環境プラットフォームにおける学習パフォーマンスの評価指標を発展させ、この評価システムを学習のソーシャライゼーション、キャパシティ・フェーズ、キャパシティ・ビルディング・パフォーマンスの3次元で構成した。
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Report
(3 results)
Research Products
(9 results)