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カイアシ類の摂餌による有毒赤潮プランクトン除去能力の研究-高速度撮影による評価-

Research Project

Project/Area Number 16580148
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field General fisheries
Research InstitutionTokyo University of Marine Science and Technology

Principal Investigator

田中 祐志  東京海洋大, 海洋科学部, 助教授 (90207150)

Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Keywords動物プランクトン / カイアシ類 / 摂餌 / 行動 / 赤潮 / 植物プランクトン / 高速ビデオ
Research Abstract

まず,大きさが1mmと小さい動物プランクトンの採餌行動,およびそれにともなうプランクトン周辺の流れの可視化を実現するため,高速度ビデオ撮影による観察装置の組立と基礎的実験を実施した。
観察装置は,フォトロン社高速度ビデオカメラFirstCamにズームレンズ(Sonic社のBSL-Z50HD=50-320倍)をとりつけ,スタンドで水平に保持し,メタルハライドランプコールドライト光源(日本ピーアイ社PCS-UMX250)から照明を光ファイバライトガイドで導き,アクリルチャンバの背後から照射し,角度を調節して暗視野照明とした。試行錯誤の繰り返しの結果,暗視野照明の微妙な調節により,付属肢の高速の動きを速いシャッター速度(1/10,000秒)でも記録可能となった。
この技術を用いて,海産カイアシ類および淡水産ミジンコ類などを用いて実験を実施した結果,採餌流を導く原動力となる付属肢の動きは10Hzないし200Hzと,通常のビデオ装置では分析できない高速度であるが,毎秒250ないし500コマ以上の高速度ビデオカメラを駆使することで記録,解析が可能であることが確認された。ミジンコ類では,毒性のある粒子を投与したところ,付属肢の動きに変化は見られなかったが,大顎の動きを停止したことから,餌粒子の捕捉はしても摂餌を止めてしまうことが示唆された。カイアシ類については,今年度に確立した撮影技術をもちいて,有毒プランクトンを与えた場合にどのような反応を取るかを観察する予定である。

Report

(1 results)
  • 2004 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 動物プランクトン採餌機構の直接観察2004

    • Author(s)
      田中 祐志
    • Journal Title

      日本プランクトン学会報 51・2

      Pages: 151-154

    • NAID

      10029511163

    • Related Report
      2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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