Project/Area Number |
16591275
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
General surgery
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
武山 浩 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (70236511)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塩谷 尚志 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (70226108)
森 豊 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (30166376)
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Project Period (FY) |
2004 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | MoAb JT-95 / sialyl fibronectin / SW1736 / MCF-7 / apoptosis / Thymidine incorporated assay / Colorimetric assay / DNA Laddering |
Research Abstract |
1)抗甲状腺癌モノクローナル抗体JT-95(MoAb JT-95)を投与することによりsialyl fibronectin (SFN)を発現している甲状腺癌に細胞死が誘導できるか? この仮説を検討するため今回、sialyl fibronectinを抗原としてもつ甲状腺癌細胞株(SW1736)、コントロールとして持たない乳癌細胞株(MCF-7)にJT-95を比例した濃度で添加した後、細胞の生死、接着能をThymidine incorporated assay, Colorimetric assayにより評価致した。 Thymidine incorporated assay、Colorimetric assayの結果、抗原を持つSW1736ではJT-95の投与濃度と比例して細胞死が増加しているのに対し、持たないMCF-7では濃度依存性がないことが示唆された。 2)細胞死が誘導されるとしたらその死はどういうものか? JT-95を投与後、SW1736、MCF-7に対して施行したDNA Laddering法の結果ではSW1736においてのみLadderingが認められた。またJT-95投与し24時間培養後のSW1736をTUNEL法により染色したところ約20%以上の細胞で核に一致した染色を認めた。 これらの結果からJT-95により誘導される細胞死はnecrosisではなくapoptosisであることは推定された。 現在 3)さらにその細胞内のシグナル伝達経路はどこか? 4)SFNを発現している甲状腺癌を移植したマウスを使用し、生体内においてもMoAb JT-95の投与により甲状腺癌に細胞死が誘導できるか? について実験を継続している。
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