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骨髄由来未分化間葉系細胞を用いた歯周組織再生メカニズムの解明

Research Project

Project/Area Number 16592088
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field Social dentistry
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

森下 真行  広島大, 医歯(薬)学総合研究科, 講師 (90166405)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 島津 篤  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (10274094)
Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Keywordsシンデカン / 歯根膜由来線維芽細胞 / オステオカルシン / オステオネクチン / コラーゲン
Research Abstract

ヒト口腔組織において正常および歯周病罹患時の挙動を追求する目的で、シンデカンの遺伝子レベルでの動態を調べた。シンデカン遺伝子は、口腔領域においても歯肉、歯根膜、歯槽骨にシンデカン遺伝子が発現していることを見い出し、歯根膜にはシンデカン-1、-2、-4の少なくとも3種類が存在することを明らかにした。さらに歯根膜由来線維芽細胞における増殖と分化の過程で、膜貫通型プロテオグリカンであるシンデカン遺伝子の発現が変動していることを明らかにし、同細胞の分化程度を追跡するのにシンデカン遺伝子の発現を検出するのが有効な指標となりうることを明らかにした。
さらに歯根膜細胞を種々の濃度のFGFにより処置すると、従来報告のあった増殖促進効果以外にmatrix metalloproteinase-3(MMP-3)の発現促進作用を介して細胞表面に蓄積したプロテオグリカンの遊離を促進することが判明した。さらにこの遊離促進作用は、細胞内伝達経路MAPキナーゼの活性化が必須であることを明らかにした。
実験動物から骨髄液を採取し未分化間葉系細胞を単離し、各分化段階において、いくつかの分化マーカーのmRNAの発現量をノーザンハイブリダイゼーションまたはマイクロアレイ解析システムにて調べ、変動している遺伝子産物を検索した。歯根膜由来線維芽細胞の分化、石灰化を誘導するために長期培養を行った。ついで、増殖分化の程度を知るために、経時的にアルカリフォスファターゼ活性などの分化マーカーの測定と3Hチミジンの取り込試験、カルシウム含量の測定を行った。
シンデカン、オステオカルシン、オステオネクチン、コラーゲンなどのDNAプローブを用いて、ノーザンブロット解析およびRT-PCR法を行い、分化過程での変動を検出し、総合的に評価した。

Report

(1 results)
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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