非可換調和解析とユニタリ表現論の国際学術交流と共同研究に関する調査
Project/Area Number |
16634002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Basic analysis
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
小林 俊行 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (80201490)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤原 英徳 近畿大学, 九州工学部, 教授 (50108643)
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Project Period (FY) |
2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | ユニタリ表現 / 非可換調和解析 / リー群 / 等質空間 / 表現論 / 冪零リー群 / 不連続群 / アフリカ |
Research Abstract |
1.2004年9月に開催された汎アフリカ国際数学者会議(PACOM2004)において、研究代表者の小林俊行は「ユニタリ表現の制限」をテーマにした基調講演を行った。さらに、分担者の藤原英徳教授と共に、非可換調和解析とユニタリ表現論の分科会に参加し招待講演を行った。 また、日本の数学の発信とアフリカ等の発展途上国の数学者の環境向上・活性化のために何が有効かについて調査するため、この機会に、アフリカ数学連合の名誉会長・会長・次期会長、AMS会長、中国数学会前会長、参加していたアフリカの若手数学者らと個別に会談し、また、欧米の数学者らを交えたアセンブリにも参加した。ここで得た情報やアイディアは日本数学会や日本のコンソーシアム構想の関係者に報告した。加えて、チュニジア数学会と日本数学会の間の協定文書をつくり、双方の理事会の承認を経て2005年1月より施行された。 チュニジアでは大学教員拡充政策で若手の就職状況が極めて良いこともあり、大学院生に気概が感じられた。彼らは国際共同研究やサマースクール等で新しい知識を習得する意欲が高いという印象をもった。2006年の秋には「School+研究集会」をチュニジアで開くことをBaklouti教授が企画し、そこで分担者の藤原教授、Neeb(独)、Mathieu(仏)が連続講義を行う予定である。 2.研究代表者の小林俊行は、落合啓之氏(名古屋大学)、田川裕之氏(和歌山大学)らの協力を得て、2004年11月に3泊4日の泊まり込みで約80人規模の国際研究集会(表現論シンポジウム)を主催しProceedingsを出版した。この研究集会および関連した講演会などで、表現論だけではなくそれと関連する他分野を専攻している若手数学者に国内旅費、宿泊費を支払って参加してもらい、彼らに自分の研究領域だけでなく、新しい話題に対しても関心と刺激を受ける機会を提供した。特に、表現論シンポジウムに参加したBakloutiと小林俊行・吉野太郎氏による冪零リー群の不連続群の共同研究の萌芽が生まれた。
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Report
(1 results)
Research Products
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