発展途上国の建設材料、自然条件及び社会条件がコンクリートの耐久性に及ぼす影響
Project/Area Number |
16636009
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Civil engineering materials/Construction/Construction management
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
大即 信明 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (40211106)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西田 孝弘 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助手 (10345358)
江塚 利幸 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 客員助教授
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Project Period (FY) |
2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
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Keywords | コンクリート / 耐久性 / 建設材料 / 自然条件 / 社会条件 / 既存鉄筋コンクリート構造物 / 現地における調査 / 日本における調査 |
Research Abstract |
本調査では、発展途上国の建設材料、自然条件および社会条件の相違がコンクリートの耐久性に及ぼす影響を調査するため、(1)現地における調査および(2)日本国内における調査を行った。以下に調査結果を示す。なお、調査対象とした国は、フィリピン、タイ、バングラデシュ、ラオスおよび日本である。 (1)現地における調査 主な調査内容を次に示す。なお、調査国、調査目的および主な調査先の例をまとめて表に示す。 (1)建設材料に関する調査: 各種建設材料の産出状況および利用状況などを調査した。 (2)自然条件に関する調査: コンクリートの塩害および中性化に影響を及ぼす気温、湿度、塩分飛来状況および二酸化炭素濃度などを調査した。 (3)社会条件に関する調査: 現地における構造物ならびに建設機器の耐用年数などの現状を調査した。また、練混ぜ方法、締固め方法、養生方法などの施工条件ならびに品質管理試験方法も合わせて調査した。 (4)既存コンクリートの耐久性に関する調査: 現地における既存コンクリート構造物の塩害および中性化による劣化状況を調査した。このとき、コンクリートのサンプリングおよび既存コンクリート中鉄筋の腐食速度の測定を行った。 (2)日本における調査 現地から各種建設材料およびコンクリート試料を日本まで輸送し、さらに詳しい調査を行う。 (1)建設材料に関する調査: 現地から輸送してきた建設材料の基本物性を調査した。 (2)建設材料を使用したコンクリートに関する調査: 施工条件ならびに配合条件を変化させた上で、現地の建設材料を使用したコンクリートの耐久性に関する実験的検討を行った。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)