ナノ機能カプセル創製のプロセッシング体系化ならびに次世代型応用技術への新たな展開
Project/Area Number |
16636022
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Properties in chemical engineering process/Transfer operation/Unit operation
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
幡手 泰雄 鹿児島大学, 工学部, 教授 (00038051)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 恵宣 宮崎大学, 工学部, 教授 (10040974)
東谷 公 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10039133)
田中 眞人 新潟大学, 工学部, 教授 (40018495)
中野 義夫 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (30092563)
吉田 昌弘 鹿児島大学, 工学部, 助教授 (50315397)
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Project Period (FY) |
2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
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Keywords | マイクロカプセル / ナノ機能 / ナノテクノロジー |
Research Abstract |
材料合成と機能発現・制御とを繋ぐプロセス工学的アプローチが重要で、これまで行われてきたマクロな構造体やプロセスに対する化学工学的思考方法を、ミクロな構造体とプロセスの検討にダウンサイジングし材料調製における超ミクロな化学工学体系の構築に関する検討を行った。カプセル化技術は基本的には、物理的もしくは機械的、物理化学的、化学的方法に分類されるが、それらが複合された方法で調製されることもある。既往の方法を含めて、各々の研究者が現在展開中のカプセル化調製法とその用途をまずお互いに相互理解することがまず必要不可欠である。一連の既往の技術を踏まえ、メンバーを分野により、1)ナノレベルのカプセル調製技術(チーフ:河野)、2)ナノレベルのカプセル径分布制御およびカプセル径・膜圧制御技術(チーフ:東谷)、3)ナノレベルで制御されたカプセルの性能評価(チーフ:田中)、そして4)ナノレベルで制御されたカプセルの応用技術(チーフ:中野)の4つグループに分け、さらに主担当を専門分野に応じて決定した。本調査研究項目のチーフの下、分担を決め、まず文献・特許・会議資料等から、担当項目を調査・取り纏めをした。さらに、ナノテクノロジー分野における高分子関連技術に関し、国内外の技術動向についても幅広い角度から調査研究を行い機能性を有する高機能製材料全般に関する調査結果の整理を行った(幡手)。全体が集合した情報交換会を実施して、お互いの進展中の調査研究につき詳細に説明し、問題点を提示し討議を重ねた。以上の企画調査研究により得られた情報を基にして、今後の「ナノ機能カプセル創製のプロセッシング体系化ならびに次世代型応用技術」への新たな展開における重要事項をまとめた。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)