Project/Area Number |
16650061
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Statistical science
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Research Institution | Research Institute for Humanity and Nature |
Principal Investigator |
鄭 躍軍 総合地球環境学研究所, 研究部, 助教授 (80280527)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉野 諒三 統計数理研究所, データ科学研究系, 教授 (60220711)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | データ・サイエンス / 標本抽出理論 / 抽出の枠 / 社会調査法 / 住民基本台帳 / 選挙人名簿 / 標本誤差 / エリア・サンプリング / 標本の枠 / 社会調査方 / 非標本誤差 |
Research Abstract |
本研究は、以下の1)〜4)に焦点をあて、名簿がない場合の個人標本抽出法の開発を進めている。 1)割当法の考え方と確率標本法の計測可能性を踏まえ、個人名簿がない場合の個人標本抽出法の理論的枠組を構築するための基礎研究を重点的に展開する。 2)既存の標本抽出法と比較しながら、抽出名簿がない場合の個人標本抽出法を提案し、実験的な調査の遂行によってその統計学的特性を方法論的に明らかにする。 3)標本調査法に則った調査データに基づき、提案する標本抽出法の母集団に対する推定の精度、標本誤差および非標本誤差などの諸問題を統計的に分析する。 4)調査地点において作成した住宅配置図や名簿を基に、世帯標本と個人標本を統計的に無作為に抽出するための効率的な個人標本抽出法をまとめる。 今年度は、最終年度としてこれまで確立した方法論的枠組に基づいた標準的な標本抽出法と新しい標本抽出法による実験的面接調査によって得られた調査データの整理・分析を中心とし、具体的に上記の3)と4)を重点的に展開した。調査データを総合的に分析し、報告書の作成と調査データの公開を中心として遂行する。 1)2つの調査に関しては、いずれもデータクリーニングと単純集計表作成の作業を完了させ、1次データ分析を進めてきた。 2)新しい標本抽出法の母集団に対する推定の精度、標本誤差と非標本誤差の諸問題を検討し、新しい個人標本抽出法を取りまとめた。 3)抽出名簿がない場合の個人標本抽出法の開発に関する研究成果の最終報告書を取りまとめ、国内外に配布し、公表した。 4)国内外の様々な研究集会において本研究の一連の成果を発表し、関係機関の要請に応じて情報を提供してきた。
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Report
(3 results)
Research Products
(36 results)