レジスタンストレーニングによる免疫能の変化と加齢との関連
Project/Area Number |
16650155
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Sports science
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
野崎 とも子 千葉大学, 教育学部, 助手 (80125947)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野村 純 千葉大学, 教育学部, 助教授 (30252886)
下永田 修二 千葉大学, 教育学部, 助教授 (40279295)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | 筋伸展運動 / 免疫 / STAI / CD69 / アドレナリン / コルチゾール / DHEA / クロモグラニンA / レジスタンストレーニング / 加齢 / ストレス応答 / レプチン / インターロイキン4 / POMS |
Research Abstract |
筋伸展運動が免疫に及ぼす影響に関して様々な報告がなされている。しかしその報告の多くはトップアスリートを用いたものである。トップアスリートは遺伝的、運動環境、食事環境などにおいて一般人とは大きく異なると予想される。したがってこれらの結果をそのまま一般人に普遍化することが困難であることが予想される。そこで健常な一般人を対象として運動が与える影響について解析を行った。我々は、長期臥床状態においては伸展運動によりCD69陽性細胞の割合が減少するとの結果を得ている。この長期臥床状態においては全身レベルで老化様の変化が起こることが知られている。このため本実験においては各年代の被験者を用いて、マイトジェン刺激によるCD69陽性細胞の誘導能の変化について解析している。また、これと並行して生理活性物質(アドレナリン、コルチゾール、DHEA、SIgA、クロモグラニンA等)の変化および心理状態の変化(POMS、STAI、フリッカー検査等)について解析を行った。この結果、一般被験者においては運動後の生理活性物質の量の変化は増加したもの、減少したものとまちまちであり、一定の傾向は認められなかった。興味深いことに各年代を通じてマイトジェン刺激後のCD69陽性細胞誘導能に関してはすべての被験者で上昇した。また、被験者をSTAIにより不安度の変化傾向をもとにグループ分けし、これら生理活性物質の変化を解析したところ、不安増強群、不変群、不安軽減群において運動前後における生理活性物質の増減は一定の傾向を示すことが解った。したがって、運動により得られる精神的変動は運動負荷によるストレス傾向を把握し、より快適な運動を行うための指標として機能する可能性が考えられる。今後、さらに被験者数を増やし詳細な検討を行う価値があると考えている。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)