Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2005: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Research Abstract |
ユビキタス社会において,ICタグ技術はもっとも注目されている技術の一つである.現在利用されているほとんどは近傍型とよばれ,アンテナとタグの距離が数ミリから数センチの範囲で認識を行うタイプであるが,ETCで用いられているもののように,長距離型のタグの実用化も進められている.モバイルコンピューティングの進展伴い,ICタグリーダの小型化も進んでおり,これを携帯することも可能となってきた.長距離型タグを利用することにより,ICタグ固有のIDを読み取るだけでなく,ICタグまでの距離を電波強度として読み取ることにより,より状況に適した情報の提供が可能となると考える.また,複数タグの情報を統合的に利用することにより,タグとの相対的な位置関係の把握も可能となると考える.電波強度は人体等の導電体の存在による影響も大きく受けるため,それらを考慮した補正の方法等についても研究する必要がある. 本年度は,これまで開発してきたシステムを見直し,システムの処理速度の高速化,複数タグからの情報の処理,データベースとの連携等の検討および開発を行った。本研究で利用しているICタグは、すでに規格が古くなりつつあり、新しいものでは、すでにハード的に電波強度を処理する機能が搭載されつつある。タグ系の処理は、タグ自身の機能強化を踏まえながら、データ処理系を中心に検討と開発を行った。 また、視覚障害を持つ学生の支援を想定し、アプリケーションを開発し、実際に利用をしてもらいながら、評価を実施した。
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